Skydio X10のカメラについて
Information






国交省
点検支援技術性能カタログ
Skydioが選ばれる理由
(1)高度な衝突防止機能
点検ドローンの飛行において、航空法による安全な飛行に関する責任を担うことになるパイロットのストレスは、発注者や指示者が想像するよりもはるかに大きなものです。NTT東日本グループでは2013年からドローンの配備・運用を進めてきましたが、Skydio2/2+を配備することで現場におけるドローン運用に関するストレスが大きく改善され、実運用が加速しています。

(2)点検に適したカメラ
NTT東日本グループの点検対象としている通信設備は多岐に渡りますが、そのなかでも橋梁点検において真上を撮影できるドローンがなかったことも、ドローンによる点検が加速しない課題のひとつでした。Skydioは、これまで難しいとされていたジンバル付きカメラを機体前方に実装しながらも上向き90度の撮影に対応しています。

(3)さらに改良された通信アンテナ
「Skydio2」のグローバルモデルの通信距離は最長3.5kmとなっていますが、日本では300mさえ届かないケースがほとんどです。それは、日本の電波法において諸外国に比べると電波の出力(電波法では「空中線電力」と呼ばれます)の規格値が低く規定されていることと、対応している周波数帯である2.4GHz帯は、Wi-Fiをはじめとする様々なデバイスと混在利用しているため、最長3.5kmよりもはるかに届かないという実態があります。しかし、「Skydio2+」のアンテナは内蔵型から外出しに変更となり、グローバルモデルでは最長6km※に伸びています。これにより樹木などの障害物が多い地方の橋梁点検や、人通りが多い街中の橋梁点検においても、これまでよりも安定した通信を確保することが期待できます。

(4)安心して運用可能な体制
ドローンは購入して終わりではなく購入した後のトラブル対応や、さらにはソフトウェアの進化にあわせて運用方法の変更も生じます。NTT東日本グループでは配備するドローンを選択する際に、サポート体制も重視しており、Skydio認定講習をはじめ、Skydioを3年間使い続けることが可能なサポート体制も評価し、「Skydio2+」を配備しました

NTTイードローンが選ばれる理由
価格
(1)Skydio2+ 販売価格
お問合せ下さい
為替等の影響により価格変動していますが、ご要望台数や納入時期等に応じて安価な提供に努めています
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機能拡張ソフトウェア「Skydio Autonomy Enterprise Foundation」のライセンス込
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ソフトウェアのサポート並びにアップデートをご購入から3年間まで対応
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コントローラに接続するタブレットは付属していません
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納期については通常1ヶ月、在庫状況によっては2ヶ月要することもあります
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詳細な機体仕様はこちら
(2)提供条件
ソフトウェア等を正しくご利用いただくため「Skydio認定講習」を原則受講※いただきます
※すでに「Skydio2 Expert Operator」(NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、GEOソリューションズ)、「ドローン操縦者資格」(ジャパン・インフラ・ウェイマーク)をお持ちの方は、受講不要となります。
<参考>機体及び付属品等一覧

※写真の機体本体はSkydio2です
※購入可能な機体はSkydio2+
※お試しプランの場合は、Skydio2を2セット貸与
・機体本体:1台
・microSDカード:2枚
・付属プロペラ:2セット
・コントローラー:1台
・コントローラー用タブレットアダプタ:1個
・バッテリー充電器:1台
・付属バッテリー:3本
・バッテリー用充電アダプタ:1個
・USBタイプCケーブル(長):1本
・USBタイプCケーブル(短):1本
・USBタイプC-Lightningケーブル(短):1本
・クリーナークロス:1枚
・NDフィルター:1セット
・プロケース:1個
・ Skydio Autonomy Enterprise Foundation(ソフトウェア)
Skydio Dock and Remote Ops.

ドローンに本来期待されているボタン一つで必要な場所へ飛行し、必要な作業を実施し帰還する。それを具体化したパッケージが、Skydio Dock and Remote Ops.です。自動巡回や危険な場所の監視等が必要な現場において省力化につながる可能性があるため大きな期待を集めています。
利用に際しては、飛行エリアにはWi-Fi環境を用意する必要があります。NTTイードローンでは、Skydio Dockの手配だけではなく、通信環境の整備まで対応可能です
3つの特長
自動巡回できるから
定期巡回や危険個所の見回りを省力化
対象施設内で指定した複数のポイントを記憶させ、ルート設定させるだけで、障害物等を回避しながら自動巡回します。また、その飛行ルート、タイムスケジュールを複数設定し、繰り返し飛行させることができます。
自動給電できるから
現地で充電の手間を省力化
Dock内のクレードルに給電機能が備わっているため、ドローンの運用において手間となっていたバッテリーの充電作業を省力化できます。
遠隔地から操作できるから
現地のドローン運用を省力化
オペレーターが遠隔地から「Skydio 2+ for Dock」を遠隔操縦できます。また、遠隔地から「Skydio Cloud」を経由し、撮影データを閲覧することができます
自動巡回デモ
米国では屋外での利用も可能ですが、日本国内では航空法のレベル3(無人地帯の目視外飛行)またはレベル4(有人地帯の目視外飛行)に該当しない範囲で利用する必要があるため、原則屋内のみの利用となります。
安心・簡単な購入と運用を支える
オプションサービス
Skydio Dockアクティベート講習
安心してご利用いただくため、「Skydio Dock and Remote Ops」の操作方法等、実機操作を含めたカリキュラムを用いた講習を提供します
Wi-Fi環境コンサルティング
「Skydio Dock」の設置場所、飛行ルートに必要なWi-Fi環境の整備に関して、現地での電波調査、アクセスポイントの設置場所確認を実施します。併せて、NTT東日本のサポート付きWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」のご紹介も可能です。
遠隔操縦の画面紹介
価格(税抜)
Skydio Dock for S2+:オープン価格
Skydio Dock Lite:オープン価格
Skydio Dockアクティベート講習:オープン価格
Wi-Fi環境コンサルティング:別途お見積り
以下のフォームよりお問合せいただくか、こちらよりメールを送信いただければ見積を提示させていただきます。メールでのお問い合わせの際には、恐れ入りますが以下についてメール本文へ記載願います。
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会社名
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担当者名
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連絡先電話番号


(1)実証内容
Skydio Dock and Remote Ops(Skydio Dock Lite)を最長14日間レンタル提供し、お客さまの課題に対する効果検証を実施
(2)提供内容
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Skydio Dock and Remote Ops(Skydio Dock Lite)のレンタル
※当社にて保険付保
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Skydio Dock and Remote Ops(Skydio Dock Lite)の操作方法説明
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現地でのルート設定作業および効果検証立ち会い(最大2日間)
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Wi-Fi環境コンサルティング
(3)提供場所
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日本全国(離島を除く)
※実証環境は屋内のみ(天井含む5面が覆われていること)
※飛行ルート上にWi-Fi環境が必須
(4)提供条件
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貸出責任者を2名ご用意いただきます
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貸出責任者にSkydio認定講習をご受講いただきます(有償)
https://www.nttedt.co.jp/school-skydio
(5)提供価格(税抜)
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100万円(交通費含む)
※現地立会が2日を超える場合、1日あたり20万円の追加費用が発生
※貸出延長の場合、1日あたり10万円の追加費用が発生
※貸出期間中に夜間土日のサポートが必要な場合、別途お見積り
※Wi-Fi環境の整備が必要な場合は別途費用が発生します
以下のフォームよりお問合せいただくか、こちらよりメールを送信いただければ、ご連絡をさせていただきます。
メールでのお問い合わせの際には、恐れ入りますが以下についてメール本文へ記載願います。
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会社名
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担当者名
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連絡先電話番号
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お試しプランをご利用いただく目的や施設の概要について(できる限りの記載で結構です)
Skydio 3D Scan
「Skydio 3D Scan」をノーカットで見てみたいという声にお応えして、NTT e-City Labo の電信柱(高さ8m×縦&横×4m)をスキャンした動画をノーカットで収録しています
山形県長井市が実施した産業ドローンの実演会の際に実施したSkydio 2+による3Dスキャンの模様です。モデルは高さ2m超の「たいきくん」。1992年に山形県で開催されたべにばな国体のマスコットキャラクターです。
撮影時間をできるだけ短くするため、3Dスキャンの精度を粗めに設定しました。そのため、撮影時間は5分程度で終了したものの、後処理(Pix4Dを利用)後の「たいきくん)も、少々粗い再現度合いとなっていますが、Skydioを活用することで、このような3D Scanを手軽に実施することが可能です。
実演会の模様について詳しくはこちらでご案内しています。
便利な撮影補助機能
Skills
Skydio 2/2 +に具備された撮影補助機能「Skills」は、これまで高度な操縦技術が必要だった難易度の高いドローン撮影を簡単なものにしてくれます。例えば、「Skills」の一つである「KeyFrame」を利用することで、屋内での完全自動航行が可能です
Skydio AEF
Autonomy Enterprise Foundation
Skydio AEF(Autonomy Enterprise Foundation)は、Visual SLAMで自律航行を実現している「Skydio2/2+」の能力を最大限に引き出す拡張機能です
当社から購入いただいた「Skydio2/2+」には、AEFの3年間のアップデート保証が含まれています
<参考>
★★★:橋梁・鉄塔点検で便利な機能
★★ :橋梁・鉄塔点検で使うことがある機能
★ :橋梁・鉄塔点検では利用しない機能
(空撮や巡回警備等での利用シーン有)
1. Close Proximity Obstacle Avoidance
★★★
Visual SLAMによる障害物の検知範囲を、半径約10cm・28cm・86cmの3段階で設定。Skydio2/2+がより障害物に接近して飛行することが可能
2. Precision Mode
★★★
ジョイスティックによる精密な位置制御による飛行が可能
3.Vertical View
★★★
カメラの上向き角度を90度まで向けることが可能
4.Visual Return-to-Home
★★
GPSが取得しづらい環境でも離陸地点に安全に帰還することが可能
5.Offline Maps
★
地図を事前に「Skydio Enterprise」アプリにダウンロードしておくことで、モバイル通信が使えない環境でのフライトに活用することが可能
6.Superzoom
★
6つの魚眼レンズから取得した内部データを合成し、360度全方位の映像を作成することが可能
7.Point-of-Interest Orbit
★
地図上に設定した任意のポイントを中心に、機体を回転させて撮影すること(ノーズインサークルような撮影)が可能
8.Track in place
★
上空で高度を維持し、近距離からでも遠距離からでも人や車などの対象物を認識/追跡し、カメラの焦点を合わせ続けることが可能
Skydioのさらに高度な機能
Skydio2+ スペック(諸元)
サイズ | 223×273×74(L×W×H)
※バッテリ装着時 |
重量 | 約800g(バッテリ含む) |
飛行可能時間 | 27分 |
最高飛行速度 | 58km/h |
最大耐風速 | 11m/s |
最大高度 | 500m |
可用温度範囲 | -5℃~40℃ |
GNSS | GPS+GLONASS |
センサー | Sony IMX577 1/2.3 CMOS |
解像度(静止画) | 1200万画素(4056×3040) |
解像度(動画) | 4K60fps |
ISO | 100〜3200 |
絞り | f/2.8 |
シャッタースピード | 1s〜1/1920s |
焦点距離 | 20㎜※35㎜換算時 |
被写界深度 | 1m〜∞ |
カメラピッチ | -110°〜90° |
保存形式 | JPGDNG |
