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ドローン×通信×AIで社会課題を解決する
国産ドローンメーカーのリーディングカンパニー

ドローンで撮影したインフラ設備画像のAI診断の無償トライアルを受付開始

1. 要旨

株式会社NTT e-Drone Technology(本社:埼玉県朝霞市、代表取締役社長:滝澤 正宏、以下「NTTイードローン」)は社会インフラ設備の変状を検出できるAIを開発しました。この度、開発したAIによるインフラ設備診断の無償利用トライアルを開始します。

ひび検知AI診断結果

2. 社会インフラ設備の変状検出AI

コンクリートに発生したひび割れ(以下「ヒビ」)と鋼材部に発生した錆(以下「サビ」)を検出可能な2種類のAI:「ヒビ検出AI」と「サビ検出AI」を開発しました。これらのAIは画像中に小さく写った変状や日陰等で暗く写った変状を高精度に検出できる特徴があるため、撮影時の被写体構図や照度条件が安定しづらいドローン空撮においても有効なAIです。

本AIを用いることによって、撮影画像から、ヒビ領域とサビ領域を自動的に検出し、マーキングにより可視化できます(図1)。これによって、専門知識がない利用者の社会インフラ設備点検をサポートすることが可能です。なお、本AIは、NTTアクセスサービスシステム研究所で研究開発した技術※1を活用し構築しています。

NTTイードローンでの橋梁点検フロー

図1.NTTイードローンでの橋梁点検フロー


3. 受付条件等

受付条件:設備点検業務を行っており、以下のいずれかに興味がある事業者様

・ヒビ/サビを見つける作業の効率化・コスト削減

・AIを用いたスキルレス診断※2への取り組み

受付期間:2024年7月31日迄(募集状況により前後します)

利用方法:ドローン※3で撮影した設備の写真を共有いただくことで、

それに対するAIの解析結果をお返しします(図2)

利用上限:100枚迄(それ以上の枚数を希望する場合も、ご相談を承ります)

画像共有方法:お申し込み後、共有用のクラウドURLを送付いたします。


AIの検出結果サンプル

図2.AIの検出結果サンプル


4. 撮影画像の推奨条件

画像を拡大した際にヒビ/サビが目視で確認できる画像が望ましいです(図2参考)。

具体的には下記の点にご注意ください。

  • ブレがないこと

  • 逆光などで暗くなっていないこと

  • 極端に遠方から撮影していないこと


5. 申し込み方法

メールでお申し込みください。


【送信先メールアドレス】


【件名】に以下を記載願います

無償AI申込


【本文】に以下を記載願います(記載いただける範囲で結構です)

・申込者名

・所属企業・団体名

・連絡先電話番号

・対象設備


※1 NTT報道発表「画像認識AIを用いて社会インフラ設備の錆を高精度に検出(2022年5月16日)」https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/05/16/220516a.html

※2 スキルレス診断:AIが変状を自律判断することによる専門技術者のスキルが要らない診断

※3 ドローンでの撮影から希望される方が、こちらの条件に当てはまる場合、無償でドローン撮影から承ります(「Skydio2+」&「ANAFI 」の無償フライト受付 (nttedt.co.jp)



<本件問い合わせ先>

株式会社NTT e-Drone Technology

サービス推進部


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