Skydio X10のカメラについて

災対・消防
関係者へ
災害に用いるドローンには、機体性能・セキュリティ・サポート・通信確保を高いレベルで統合し運用することが求められます。
NTTグループの災害対策で実績のある機体や人材育成についてご紹介しています。
東日本大震災の経験をふまえ、NTT東日本グループは2012年からドローンを活用してきました。
2021年にNTTイードローンが設立されてからは、NTTイードローンが災害対策用のドローンの選定と、それらのドローンを安全に運用するための人材育成を担当しています。

NTTイードローンでは、NTT東日本グループと連携し、自治体等と連携した災害訓練も実施しています
ANAFI Ai
災害現場で活躍する3つの特長
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LTE対応ドローンだから、従来よりも遠方まで飛行可能
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4800万画素カメラだから、遠方からの空撮でも高精細な画像が取得可能
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防水防塵対応(IP53)だから、降雨時でも飛行可能(豪雨・強風時は不可)
ANAFI USA
災害現場で活躍する3つの特長
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起動時間がわずか1分だから、災害現場に到着次第すぐに利用可能
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赤外線カメラ搭載だから、大規模火災の熱源探知や水難救助で利用可能
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防水防塵対応(IP53)だから、降雨時でも飛行可能(豪雨・強風時は不可)
Skydio2+
災害現場で活躍する3つの特長
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全方位衝突防止機能だから、多くのパイロットが安心して操作可能
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GPSが届かない場所でも飛行可能だから、屋内や電波塔の近くでも飛行可能
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3D Scan機能が備わっているから、災害現場のデジタルスキャンにも活用可能
スペックシート

小型空撮
ドローン
災害現場に立ち入って空撮を行うためには小型ドローンが必要です。
NTT東日本グループでは、国産または欧米製の小型ドローンを検証し、利用シーンにあわせて導入・配備を行っています。
災対実績
NTT東日本グループの災害対策に関する取組実績をご紹介します
2022年
5月
7月
8月
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山形県:豪雨災害の土砂崩れで寸断された道路の被害状況を空撮
9月
11月
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山形県:長井市とドローンを用いた合同災害訓練を実施(消防も参加)
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宮城県:亘理町とドローンを用いた合同災害訓練を実施(消防は見学)
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岩手県:花巻市とドローンを用いた合同災害訓練を実施
12月
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茨城県:NTTグループ合同防災訓練にて通線ドローンを派遣
2023年
VTOL型ドローン
災害時の広域空撮(半径20km~30km)を可能とします
NTTイードローンでは、スカイリンク社(Wingcopter)と、エアロセンス社(AEROBOWING)と業務提携し、災害時の広域空撮への対応も可能です
通線ドローン
NTT東日本グループの現場で利用しているNTTイードローン製の特注機体です。
土砂崩れや河川の氾濫で途絶した光ファイバーの復旧で活躍しています。
約300mまでの距離を光ファイバーのリード線を牽引して運搬可能です。
ドローン中継局
NTTドコモグループの現場で利用されているNTTイードローン製の特注機体です。
有線給電により24時間の連続運航が可能です。
災対特殊
ドローン
災害現場に立ち入って空撮を行うためには小型ドローンが必要です。
NTT東日本グループでは、国産または欧米製の小型ドローンを検証し、利用シーンにあわせて導入・配備を行っています。
<参考情報>
NTT東日本グループ社員のパイロット育成支援
NTT東日本は通信インフラを守りつなぎ続けるために、約400名のドローンパイロットを育成し各事業部に配置しています。NTT e-Drone Technologyはそのパイロットの育成を担当し技能の向上・定着化を担っています。
2021年12月には、各事業部の代表によるドローン技能競技会を第15回現場力向上フォーラムの一環として開催しました。その模様を以下の動画で開しています。(使用機体:Skydio2)