日頃よりAC101をご利用いただき、誠にありがとうございます。
年内のドローンによる農薬散布もひと段落し、定期点検も終わり機体を保管されている方、あるいはこれから保管する方もいらっしゃるかと思います。
機体の保管に関して、特に注意していただきたいのは機体バッテリーです。バッテリーの保管方法を誤ると、バッテリーの性能が低下するだけでなく使用できなくなってしまう可能性があります。また、破裂・発熱または発⽕等に結び付く場合があり、⼈的・物的損害を伴う⼤きな事故をまねくおそれがあります。
そこで、今回は機体バッテリーの保管に関する注意事項をまとめました。
是非、機体バッテリー保管の際にご確認ください。
【機体バッテリーの保管に関する注意事項】
●バッテリーは以下の場所で保管してください。
・子どもの手の届かないところ
・周囲に燃えやすい物のないところ
・ストーブや暖炉等熱源のないところ
・直射日光の当たらないところ
・15℃~25℃を保てるところ
●バッテリーを水に浸したり、濡らしたりしないようにしてください。
●バッテリーに強い衝撃を与えないでください。衝撃を与えてしまったバッテリーは使用しないでください。
(作業台から落とさない、踏みつけない、たたかない、強い圧力を与えない、先のとがったもので突かない)
●10日以上使用しない場合は、ストレージモード(保管)を実行してください。
ストレージモード(保管)の手順は以下の通りです。
①充電器にバッテリーとバランスケーブルを接続します。
②充電器の「保管」ボタン(下部イラストの2番)を長押しします。
③充電器の画面に「モード:保管」と表示されていることを確認します。
④バッテリ残量が60% 以下の場合は充電され、60%以上の残量が残っている時は放電されます。
⑤充放電が完了するとアラームが鳴り、充電器の画面も「モード:終了」と表示されます。
⑥完了後、充電器を使用しない場合は充電器の電源スイッチ(下記イラストの9番)をオフにし、コンセントを抜いてください。
※ストレージモード(保管)を開始してから10時間を超えると、充電もしくは放電は自動的に停止します。その場合、上記手順でストレージモード(保管)を再度実行してください。
●保管中はバッテリー性能の維持のため、3か月に1回は上記手順と同様にストレージモード(保管)を実行してください。
来年度の散布に向けて、機体バッテリーの適切な保管をお願いいたします。
Comments