世界遺産である「富岡製糸場」の煙突の保存修理工事に向けて、現況把握を目的とした国産ドローン等を活用した測量および空撮による破損状況点検実証を行いました。
世界遺産である「富岡製糸場の煙突」は、製糸工場には欠かせないシンボル的存在ですが、現在の4代目の煙突は築80年以上経ち劣化が見られ保存修理工事が必要な状況でした。しかしながら、煙突の保存修理工事に必要な設計図が存在しない、また劣化によるひび割れ状況も把握できない状況であったため、群馬県富岡市から煙突の現況把握に関する相談を受け、産業遺産の承継と倒壊による事故を防ぐことを目的に取り組みました。
地上測量では困難な煙突上部を中心に当社製国産ドローンEC101にレーザー測量器YellowScan Vx20シリーズを搭載し、上空からの測量を実施しました。
<参考>フライトプラン
<参考>実際のドローン測量の動画
Comments